自衛隊の給料はいくらくらいでしょう。自衛隊というと官舎暮らしでお金も貯まるという噂もあれば、航空・陸上・海上自衛隊の違いでそれほどでも、という口コミも。階級と勤続年数、さままざな技能手当てが大きな意味を持ってくる自衛隊の給料はいくらくらいなのか?
自衛隊の場合、特別公務員という位置づけで、公務員と同じように階級(役職)が俸給の基準になってきます。しかし、階級だけでなく、年齢や技能が大きく左右してきます。たとえば、防衛大学出身の3尉(いわゆる少尉にあたり)のお給料が年収510万円で、3佐まで出世して840万円くらいだそうです。海上自衛隊の護衛艦勤務で、高卒の3曹(伍長)で470万円、2曹(兵長)で年収690万円。また、勤め上げた50歳の曹長で
950万円…と、自衛隊を支えるたたき上げの下士官クラスのほうがお給料が多くなる傾向にあります。これは、年齢で加算されたり、技能・資格で手当てが加算され、家族を十分に養えるように、年齢・経験のほうがより重視された給料体型になっているためです。
*数字の出典・参考サイト
http://www.13hw.com/job/05_08_02.html
上記のように、下士官の方が高くなる傾向の自衛隊の給料(将補や将クラスは別として…)ですが、さらに追加の収入があります。退職手当というもので、2年〜3年で満期という形で、そのつど退職手当を受け取ることが出来、最高で5回計1000万円ほど受け取れることができ、実質的な給料を底上げしています。また、自衛隊にはさまざまな技能手当てがあり、資格や技能を修得することによっても、手当てはあがりあます。さらに、これに各種の訓練・演習・海外遠洋などの手当てなどもあり、充実したものになっています。
一方で、自衛隊は階級が低くなるほど定年の年齢が低くなってきます。(そのため、階級が低くても技能・経験で給料を上げて、バランスを取っているのだと思いますが…)一方で、退職金はかなりいい(2000万年〜3500万円)、また再就職先の世話もある、など一定の配慮がなされています。
日本では、自衛隊は特別職国家公務員で、正式には軍隊ではありませんが、基本的に軍隊の士官は永久現役(退職しても、法律上はお休み中の士官)で、下士官はNon Commisioned Officerつまり、(軍隊上の規定で)パートタイムな扱いなわけです。そして、士官というのはお金のある金持ち・貴族がなるもの、という慣習があり、それが給与体系にも影響しているのでしょうか…。
さらには、日本の場合は、とにかく定着率を良くして家族を養えるように、という配慮から、若い幹部士官よりも、家族のいるたたき上げの下士官のほうの給料が自然と高くなるよう制度上の配慮があるといっていいでしょう。